ホラー映画初心者のすけきよです。オタク監督タランティーノが関わったのに賛否両論だった問題作「ホステル」見ました。

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あらすじ:鬼才Q・タランティーノが放つ究極のサディスティック・スリラー
刺激を求めバックパッカーをしながらヨーロッパ各地の快楽街に入り浸る旅を続けている3人は、東欧の田舎町にある“ホステル”には男達が求める快楽がすべて手に入るという噂を耳にする。期待を胸に噂の“ホステル”へ向かった彼らは、そこで夢のような日々に溺れる。驚愕の事実と想像を絶する恐怖が待ち受けているとも知らずに…。
これは賛否両論になりますね。前半がエロ、中盤がグロ、後半がアクションって感じなんですが、前半のエロがもうオッパイ!オッパイ!オッパイ!でオッパイばかりで大してエロくない(笑)無修正版って書いてあったので当然エロで無修正なのかと思っていたら全然大したことありませんでした。最後まで見て思ったんですがどこに修正するような部分があったんでしょうか?わかりませんでした。
前半のアホなバックパッカーのノーテンキぶりは笑えますね。女と麻薬で酒池肉林。まさにSEX!ドラッグ!!ロックンロール!!!って感じです。あっ、本当はロックンロールはありませんが(笑)
前半30分はずっとこんな調子で「たのしそーねぇ」ってしか思いませんでした。女を求めて旅するなんて普通なんでしょうか?しかもいい女のためにワザワザ国境を越えるなんてなんでバイタリティでしょう。アジアの売春ツアーに参加するエロ社長ってこんな感じなんでしょうか?この行動力ボクも見習いたいと思います(笑)
このエロ3人組がスロバキアについてから物語が動き始めます。途中から知り合ったオーリーが行方不明になるんですがあまり真剣に探そうとしません。女と勝手に消えた。所詮そういう奴さって感じで自分達は懲りずに女探しをしようとします。この辺がアホですね。下半身は別人格ってことでしょうか?でも男ってみんなこんなもんでしょ(笑)
そういえば劇場公開した時に「嘔吐返金キャンペーン」みたいのがあって上映45分までに退場した人は返金しますってやってたんですが、45分までに退場するようなシーンなんてありませんでしたよ?ずっとオッパイ!オッパイ!オッパイ!で退場なんてする訳無いんだから。そう考えると良く出来てますね。
そしていよいよ見せ場の拷問シーですがこれも「SAW」のようにハッキリとは見せず想像させるっていうカット割になってます。日本人の女の子の足の指を切る時もニッパーで挟んでおいて切る瞬間に足の爪を切るシーンに切り替えるっていう感じで直接は見せない演出です。
売りがこの程度だったらこの作品の価値は?って聞いて見たくなるような物足りなさです。まぁ、「SAW」を先に見てしまったのでグロに慣れてしまったということもあるんでしょうが。それにしても売り込みでいいだけ煽ったために期待が膨らみすぎたっていうことはあるかもしれません。
主人公が施設から脱出するあたりからアクションっぽくなってきます。てかあのドイツ人のおっさんには笑いました。ドイツ語で命乞いされた途端に慌ててしまうという気の弱さ。まさに金持ちの道楽って感じで金が余ってるからちょっと体験みたいな感じがアリアリと出てました。そして指を切り落としておいてその落ちた指に足を滑らせて自分の足を切断。「悪魔のいけにえ」のオマージュでありながら「悪魔のいけにえ」より傷が深いというなんとも言えないシーンでした。こんなこと言うと興醒めかもしれませんが、チェーンソーって手を離すと止まるんですよね。手放しでフルアクセルで回り続けるなんてありえないんです。手を離したら止まるようにしておかないとそれこそこのおっさんみたいに怪我してしまいますから(笑)
処理される死体にまぎれて会員のロッカーに紛れ込んだ主人公はロッカーから服をパクッて着替えて脱出しようとしますが会員の一人に話しかけられます。「じっくり殺すのと素早く殺すのどっちがいい?」なんてどうでもいい話をふられて「素早く」なんて答えますが「ダメだ、早いのはアメリカ的だ」なんて言って結局じっくり殺すことにします。最初から決めてるなら人に聞くなよって感じですが。ところでアメリカ人は2万5000ドルが相場で一番高いらしいですが、ここで話したおっさんは日本人女性を5万ドル出して買ったって言ってたんですが、日本人の方が高いんでしょうか?
そしてやっとのことで逃げ出したのにそこで聞こえてきた女性の悲鳴。「やめてくだちゃ〜い、たちゅけてくだちゃ〜い」
大爆笑です!
この緊迫したシーンであのカタコトの日本語はダメですね。興醒めです。この日本人観光客は「イエローキャブ」って設定だったんでしょうけどあまり英語が話せない設定だったのであればちゃんと日本人を使って欲しかったですね。あの発音は日本人には辛いです。この作品はいたるところに英語以外で話すシーンがあるんですが、その国の人から見たら同じ感想を持つのかもしれませんね。あのドイツ語での命乞いも思いっ切りカタコトなのかもしれません。それにしてもあれはヒドイです。タラも日本びいきって自負してるならちゃんと日本人使えよ!
そんなこんなで無事脱出して終わりかと思ったら変態外科オヤジが同じ列車に乗ってました。ここでアメリカ人特有の完全復讐劇の始まりです。友人を殺したこのおっさんを見逃す訳がなく後をつけてトイレで復讐です。このトイレでおっさんの指を切るシーンが一番痛そうでした。無事脱出した主人公ですがお金も切符もパスポートも無いのにどうするんでしょうか?無事帰国できたのか心配ですが「ホステル2」でも出てくるらしいので無事帰国できたんでしょう。
ところで「スマステーション」の映画コーナーで某アイドルが「こんな映画を良いと思って観る人は人間としておかしい」と言っていたらしいですが、映画にも個人的な趣味があるので作品の批判はいいとしてもそれを観ている人間を批判するのはどうかと思いますね。ボクから見れば彼のいいって言っているようなラブストーリーに興味は全くありません。見る気もありません。でもラブストーリー作品のファンを批判したことはありませんよ。
彼から見るとボクは「おかしい人間」なんでしょうが社会常識は彼よりあるつもりですよ。
だってボクは駐禁切られても逃げませんから
こちらのTBは反映されないようなので、
こちらに残します。
意外と残虐シーンは少な目の印象でした。
http://cinechan.at.webry.info/200611/article_16.html
TB反映されませんか?申し訳ありません。ですがこうしてコメントとして残してもらえるとうれしいのでよろしくお願いします。
日本人だけでなく、旅の恥は掻き捨てをホドホドにってことなんでしょうねぇ。
後半はとっても盛り上がりましたです。
私も、「おかしい人間」ですもん♪
でも、路駐もトンズラもしませ〜〜ん。
(常識ですよぉ)
後半は盛り上がりましたけど前半の中途半端なエロがちょっと長すぎましたね。
路駐するような奴におかしいなんて言われたくないですよね。そういえば彼がan・anの好きな男ランキングでSMAPの中で唯一トップ10の中に入れなかったのはホラーファンの呪いでしょうね(笑)そんな気がします。