ホラー映画初心者のすけきよです。フランカ・ポテンテ主演の「アナトミー」の続編「アナトミー2」観ました。

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あらすじ:2000年ドイツ国内興行成績No.1を記録したメディカル・サスペンス・ホラー「アナトミー」待望の続編。前作を凌ぐスケールと更にパワーアップした迫り来る恐怖感!!
なんですかこの作品は…。
前作と全く別の作品となってます。関連性があるのはA.A.A.だけでしょうか?前作の主演フランカ・ポテンテも出てますがなんと医者をやめ連邦刑事庁の組織犯罪捜査官になっているという変わりっぷり。スケールも小さくなったし迫り来る恐怖感もありません(笑)
前回は検体をどこから持ってくるのっていう話でしたが、今回は人体実験の話です。人工筋肉を作り自らの肉体を使って実験しノーベル賞を狙うエリートグループがAAAで、主人公が巻き込まれていくっていう感じです。
この作品は2択で話が進んでいきます。名誉のために規則を無視するか、名誉は無くても魂を守るか。これだけでなく女性も2択です。地味だけど思いやりのあるフィリピン看護師か、実験の名の元にすぐ股を開く金髪研修医か。
どっちを選んだかはかんたんに予想できると思いますが、まぁそりゃそうですね。エリートの金髪研修医になびいても助けを求めてきたら嫌な顔せず助けてくれる看護師達。しかも人工筋肉を取ってくれる有能ぶり。ボクが入院しているとき「看護婦敵にまわしたら医者なんてなにもできないんだよ」って看護師さんから聞いた話を思い出しました(笑)
主人公が暴走を始めるきっかけとして筋無力症の弟がいるんですが、説得力がいまいちですかね。筋無力症の治療法として人工筋肉を使おうとするんですが、人工筋肉はまだ未完成ですし弟を実験台に使おうとするのも出来すぎだなぁって感じました。よく外国映画で家族のためなら殺人でも犯すみたいな話が結構ありますが、ボクにはいまいちピンときませんね。そんなことして家族が喜ぶ訳がないですし…
なんと言いますか結構面白かった前作の続編として期待して観てしまった分裏切られたショックが大きいです。どうせならフランカ・ポテンテも出さず全く別の作品としてだったらまあまあ面白く観れたのかもしれませんね。